08年12月議会の反対討論

08年12月議会の反対討論
12月18日、村口英子議員が市長が提案した75議案のうち5議案に対して反対討論をおこないました。以下、紹介します。

日本共産党鳥取市議団を代表して、議案第153号一般会計補正予算、議案第167号後期高齢者医療費特別会計補正予算、議案第172号福部砂丘温 泉ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第173号湯谷荘の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第176号改良 住宅等の設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上5議案に反対しますので理由を述べます。

まず、議案第153号、議案第167号は後期高齢者医療に関連する議案です。

今日まで社会に貢献してきた高齢者を差別医療に落とし込み、多くの矛盾を引き起こしています。この制度は直ちに廃止すべきであります。

議案第172号、議案第173号は原油高騰を理由に、利用料金を引き上げるものです。一方、公衆浴場へは同様の理由により助成をおこなう もので、そこには整合性が認められません。諸物価の高騰が市民を苦しめている時に、更なる負担を求めるものであり、温泉施設利用者へは料金据え置きをすべ きです。

議案第176号は入居者の収入基準を引き下げるもので、公営住宅への入居困難に拍車をかけるものです。新規の公営住宅建設はおこなわず、 入居希望者の枠を狭めることは公営住宅法の「住宅に困窮する低額所得者に対して、低廉な家賃で賃貸し・・・国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与する」と する法の理念に背くものであります。

以上、討論を終わります。

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