12月議会:空き家等の適正管理に関する条例 反対討論

19日、12月定例会の本会議では、市長の提出議案である「鳥取市空き家等の適正な管理に関する条例の制定について」は、審議・採決した。建設水道委員会で否決されましたが、一転して賛成多数で可決となりました。

16日の委員会では、賛成は会派「新」の2名、反対は会派「結」1名、「清和会」2名、公明党1名、共産党1名の5名で否決されました。委員である角谷議員などが条例の問題点や不十分な点を指摘しました。しかし、委員会終了後に当局の説明を聞いて賛成にまわったり、会派拘束をかけなかった会派もあり、本会議では賛否が逆転し可決されました。

会派制を中心に議案への対応と議会運営を行う市議会のなかで、事前に条例案を検討したのかという点はどうだったのか。委員会での当局の対応、条例案の問題点の審議軽視、態度を変える議員・会派が討論に立たず理由も述べないなどは、説明責任を果たしたとは言えず、市民の納得を得る態度ではありません。

日本共産党は、対策の必要性と条例設置の必要は認めますが、個人の財産権の保護や空き家になっている原因把握と市民への支援、合意形成など、慎重な審議をもとめ、今議会でのこのままでの条例制定には反対しました。

日本共産党市議団が行った反対討論を掲載します。

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