12月鳥取市議会:中核市議案、議員期末手当引き上げに反対討論

12月21日市議会本会議で、伊藤幾子団長は、議員団を代表して、鳥取市の中核市移行への条例制定などの関連議案40本余りに対する反対討論を行いました。

討論では、平成16年の市町村合併後の特例市に移行した評価を、鳥取市が実施した市民アンケートにも触れながら、今回の中核市移行は市民の理解を得ていない点などがあると指摘し、討論を行いました。

もう一つは、議員の期末手当の引き上げに反対するもので、経済状態と市民生活の状況に触れて、手当のあり方の検討も必要があると指摘しました。

次に、議案第243号及び第249号についてです。この中には特別職である議員の期末手当引き上げ分が含まれています。
景気は回復基調と言いながらも、個人消費や住宅投資はマイナスです。新年度からの国保料や介護保険料がどうなるかもわからず、水道料金は引き上げになる中で、市民生活は大変です。人事院勧告によって議員の期末手当も引き上がることへの市民への理解が得られるかは疑問です。そもそも、一般職や特別職の期末手当と連動する仕組みがどうなのか、今後検討する必要があると思います。よって、今回の引き上げには反対です。

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