鳥取市議会:共産党議員団の補正予算等討論原稿など

12月21日に12月定例議会が閉会しました。日本共産党議員団は、市長が提案した議案59のうち5議案に反対しました。特に一般会計補正予算では、9月議会で指摘した市営住宅の空き室の修繕を実施し入居募集を増やすように要求した予算が600万円余りも含まれるなど、市民の暮らし・福祉に係わる予算措置が一定ありました。 しかし、広域行政につながる中核市移行に必要な保健所の設置に関する調査費用が計上されているため、議案には反対の態度を取りました。以下、本会議での賛否とその討論を紹介します。

①一般会計補正予算と4つ条例改正案について反対する・・・反対した議員は7名です。反対理由が全て一致しているものではありませんが、日本共産党議員団のほかに、勝田鮮二議員、米村京子議員、大田縁議員、椋田昇一議員でした。角谷敏男議員が反対討論をおこないました。こちらが討論の要旨です。

②マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等の自治体の負担軽減を求める意見書提出について反対する・・・反対したのは党議員団だけでした。岩永やす子議員が反対討論をおこないました。こちらが討論の要旨です。

③沖縄の米軍普天間飛行場代替施設建設の早期実現、沖縄米軍基地の整理縮小及び負担軽減を求める意見書提出について反対する・・・これは、現知事と沖縄県民などの民意を無視した辺野古基地建設推進の立場の意見書であり、党議員団は反対し、他に会派結の4名の議員、市民フォーラムの2名の議員、無所属の足立考史議員、大田縁議員、椋田昇一議員の3名、計12名が反対しました。党議員団を代表して岩永安子議員が討論しました。こちらが討論の要旨です。

④所得税法第56条の廃止を求める意見書提出をもとめる請願について賛成する・・・女性の人権無視ともいえる条文で、鳥取民主商工会の婦人部の請願について、紹介議員の伊藤いく子議員が賛成討論しました。党議員団のほかに、勝田鮮二議員、米村京子議員、橋尾泰博議員、秋山智博議員、足立考史議員、大田縁議員、椋田昇一議員、以上11名が賛成しました。賛成討論は、紹介議員の伊藤いく子議員がおこないました。討論の要旨はこちらです。

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