2月18日、鳥取県東部行政管理組合議会において、村口英子議員は21年度予算案に対して、手数料値上げやごみ処理場建設に関して、反対する討論をおこないました。以下、紹介します。
私は、議案第3号平成21年度一般会計予算に反対しますので、その理由を述べます。
1点目は、因幡霊場利用料金の引き上げであります。人生終えんの場における料金引き上げは、住民にとって大きな負担であります。
2点目は、可燃物処理施設の費用であります。建設促進基金による候補地住民の建設賛成への誘導策も含め、さまざまなボタンのかけ違えで住民不信を増幅してきました。
ことし6月末をもってクリーンセンターやずは閉鎖をするというのに、その後の受け入れ先も地元同意が確実に得られるのか、また、国英地区の住民の環境影響調査への同意の確信はあるのか、調査結果は適地となるのかなど、喫緊の課題と言いながら、その姿が十分見えません。
そして、行政の時間的な都合で関係住民は追い立てられる思いを持たざるを得なくなってきています。施設建設に伴う問題は、住民合意と情報公開がかぎです。今日の不透明さを残したままでは賛成をすることができません。
以上、討論を終わります。